テックタッチは、村田機械が運用する人事システム「COMPANY勤怠管理」に「テックタッチ」が採用されたと発表した。
村田機械は、京都を代表する繊維機械や自動化ソリューションをグローバルに展開する産業機械メーカー。これまで自社で開発した独自の勤怠管理システムを利用していたが、柔軟な働き方や度重なる法改正への対応が困難になってきたため、COMPANY勤怠管理へのリプレイスを決定。これに伴い、勤怠運用の見直しや従来のシステムとの操作性やUIが異なることから、従業員(ユーザー)からの問い合わせ増加が懸念されていたという。
そこで、従業員の疑問を自己解決できる仕組みを構築し、問い合わせ数の削減や新システム利用時のユーザー満足度向上を目指し、テックタッチの導入を決定した。
その結果、COMPANY勤怠管理の稼働当初は月平均611件あった問い合わせが、テックタッチの活用が定着したことで127件まで減少し、約80%の削減につながった。同時に、従業員は必要な情報をスムーズに得られるようになり、システム利用時のストレスが軽減され、ユーザー満足度の向上にも寄与しているという。
また、リプレイス時に混乱が想定された勤怠の確定処理にも、テックタッチのガイド機能や自動アナウンス、リマインダー機能を活用。締め切り日や操作手順が明確に提示されるようになったことで、前システムと比べて締め処理を2営業日前倒しできるようになり、内部統制の強化にもつながった。
さらに、自動化機能の活用により従業員の業務効率化が進み、月あたり769時間の工数削減を実現した。
【関連記事】
・一般社員の年収は平均8.5%アップ セルフケア休暇の導入や自己啓発支援の拡大など処遇改善—東急
・SmartHRが「勤怠管理」機能をリリース 勤怠データを活用し働き方や組織改善を推進—SmartHR
・業務改善に特化した生成AI研修「ウズカレBiz AI人材育成コース」を提供—UZUZ COLLEGE