KIBIは、独自開発したアルゴリズムを持つ生成AIと、マインドマッチ技術を融合した独自アルゴリズムAI「KIBIDANGO」の提供を開始した。
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KIBIDANGOは、同社独自の「機微力」をベースに開発された、企業と求職者のミスマッチを防ぎ、両者にとって最適な出会いを創出するAIアプリケーション。KIBIとIndeedプラチナムパートナーであるイングホールディングスで共同開発したIndeed・Airワーク 採用管理専用の生成AIを活用し、応募率を向上させる求人原稿を作成できるという。KIBIDANGOの特徴は次のとおり。
生成AIにより原稿作成の負担を軽減
- 原稿作成業務の工数を30%削減:生成AIが、求人原稿作成にかかる時間と手間を削減。イングホールディングスとの共同実証実験では、一部業務において平均30%の業務効率化を達成したという
- 他媒体の求人情報もスムーズに統合:最新のIndeed・Airワーク 採用管理のガイドラインとコンプライアンス要件を自動チェックする機能を搭載。入力内容をリアルタイムで検証し、掲載ストップを防ぐためのフィードバックを提供するという。他媒体に掲載されている求人情報を取り込み、フォーマットを統一できるため、同じ求人情報を手動入力する手間が省け、人的ミスを防止しつつ業務の効率化を実現するとのことだ
プロの手による原稿を再現
- 175種以上の職種を網羅:さまざまな職種に対応し、イングホールディングスが考える職種ごとに最適化されたキーワードやフォーマットを提案。これにより、検索結果での表示最適化をサポートし、求人への露出を向上するという
- Indeed・Airワーク 採用管理で効果的な原稿生成を実現:イングホールディングスでこれまでに蓄積された膨大なデータと反響の高い求人原稿のみを学習したAIを活用。これにより、応募者に響く原稿を作成し、応募率の向上を目指すとしている
- KIBIDANGOに詰まった知見とノウハウ:数多くの求人原稿作成で培った専門的なノウハウを集約し、誰でもプロの品質に近い原稿を作成できるようサポート
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AI生成時の文書スタイル選択画面
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自社風土にマインドマッチする求人原稿の自動生成
- 自社の風土に最適化された求人原稿を自動校正:生成AIが、企業の組織文化や価値観に合った求人表現に自動で校正し、応募者との親和性を高めるという。これにより、ミスマッチを防ぎ、応募者が「この会社で働きたい」と感じるような魅力的な原稿を提供するとのことだ
- スキルマッチだけでは解決できない離職リスクを軽減:生成AIが、スキルと同時にマインドマッチする人材を見つけやすくする求人原稿を提案する
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個別に発行されたIDを使用し、原稿を職種・部署ごとに社内で生成・管理可能
個社ごとに発行されたIDを使用して、社内で原稿を生成・管理可能。生成した原稿は自社独自の原稿としてIndeed・Airワーク 採用管理において、2025年1月6日の時点では使用可能だとしている。
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