キャリタスは、26卒予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、学生の最新動向を知るべく、7月1日時点での就職活動状況などを調査した。
7月1日時点の内定状況は87.3%
7月1日時点での内定率は87.3%。前年同期実績(89.7%)を2.4ポイント下回った。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6884/1.jpg)
就職活動終了者は全体の74.8%となった。継続者は「内定あり」「内定なし」を合わせて25.2%。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6884/2.jpg)
7月1日時点の就職活動量
「エントリーシートを提出」した社数は12.0社で、前年の13.8社から約2社減少している。また、「筆記・適性テスト受験」「面接試験受験」も前年同期を下回っている。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6884/3.jpg)
就職決定企業について
就職を決定した業界は、文理とも「情報処理・ソフトウェア」が最多となった。理系は「電子・電機」も同率1位となっている。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6884/4.jpg)
就職環境への考え(売り手市場の実感)
「売り手市場だと感じる」学生は全体の56.6%で、3年連続で半数を超える結果となった。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6884/5.jpg)
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査対象 : 2026年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
- 回答者数 : 1073人(文系男子207人、文系女子476人、理系男子249人、理系女子141人)
- 調査方法 : インターネット調査法
- 調査期間 : 2025年7月1~7日
- サンプリング : キャリタス就活 学生モニター2026
- 調査実施 :キャリタス/キャリタスリサーチ
【関連記事】
・26卒採用が「難しい」と回答した企業は8割超 「20代通年採用」の実施企業は約半数—学情調べ
・27卒の3人に1人が「メーカー」を志望 約4割が26年3月までに就職活動終了を希望—ワンキャリア調べ
・就活生・転職活動中の約8割がSNSで得た情報が理由で企業志望度が変化—Thinkings調べ