あしたのチームは、20〜40代の会社員男女を対象に「出世に関する意識調査」を行った。
出世に最も意欲的なのは20代男性で65.0%
出世したいと思うかを聞いたところ、20~40代正社員の全体で「出世したいと思う」は52.5%、「出世したくないと思う」は47.5%と、半数以上が出世したくないと考えていることが明らかになった。
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性年代別で見ると、出世意欲が最も高いのは「20代男性」の65.0%、最も低いのは「40代女性」の30.0%だった。なお、男女ともに年代が上がるにつれて「出世したいと思う」の割合が低くなることも分かった。
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「出世したいと思う」の割合を男女で比較すると、「男性」が62.7%、「女性」が32.3%と、「出世したいと思う」女性の割合は男性の約半分となった。
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出世したいと思う理由は「年収を増やしたい」が大差で1位
出世したいと思う理由は、「収入を増やしたいから」が70.9%で大差で1位となった。「収入を増やしたいから」の性年代別の回答割合は、20代男性のみ56.9%と5割強にとどまり、他の性年代では7割を超える結果に。2位の「自己実現のため」は30.9%で、30代女性が40.6%で最も多く回答。3位の「社会的地位を高めたいから」は29.1%で、20代男性が36.9%で最も多く回答した。
性年代別の特徴では、30代女性は「業務を部下に任せて自分の時間をつくりたいから」の割合が全体14.4%に対し、28.1%と高くなった。
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出世したくない理由は「責任が重い」「ワークライフバランスを重視」
出世したくない理由は「責任が重そうだから」と「ワークライフバランスを重視したいから」が47.0%で同率1位。「責任が重そうだから」は20代女性が58.5%、30代女性が58.8%と回答が多く、「ワークライフバランスを重視したいから」の回答割合が最も多いのは40代男性で56.1%、次いで30代男性が55.6%、20代女性が52.3%と続いた。
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出世しやすいステータスは「実績」と「上司との関係性」
勤務する会社で出世しやすいとされるステータスを聞いたところ、「実績」が57.5%で最も多く、次いで「上司とよい関係を築いている」が48.0%と続いた。実績の評価はもちろんのこと、出世するためには上司との関係性が重要と考える人が半数近くいることが明らかになった。
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出世が早い人の特徴は「時間・約束を守る」が最多
同期より昇進が早い、社歴が浅くても重要なポジションに抜擢されるなど、身近にいる“出世が早い人”はどのような人か質問した。それぞれの特徴に「よくあてはまる」を2点、「あてはまる」を1点とした点数順で、1位は「時間・約束を守る」が101ポイント、2位は「上司に気に入られている」が98.8ポイント、3位は「自分の意見を積極的に言う」が96.8ポイントとなった。
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部下を登用する際に重要視することも「時間・約束を守る」が最多
課長以上の役職に就いている人に、自身が部下を登用する際に重要視することを聞くと、「時間・約束を守る」が34.8%で最多となり、次いで「相手の話をよく聞く」が31.3%、「大きな声であいさつをする」「ミスやトラブルの際、自分の非を認め迅速に対応する」が同率で23.2%と続いた。
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前問の“出世が早い人の特徴”では、「相手の話をよく聞く」は5位、「大きな声であいさつをする」は圏外(12位)だったが、実際に部下を登用する際の重要度として聞くとランキング順位が大きく上がった。同率3位の「ミスやトラブルの際、自分の非を認め迅速に対応する」のように、隠し事をしないことや誠実さも、出世するために重要と考えられていることが分かる。
一方、前問の“出世が早い人の特徴”で2位の「上司に気に入られている」は圏外(13位、9.8%)で、自分の“お気に入りの部下”を登用する人は少ないようだが、ランキング上位の項目を実行している社員は、結果として上司に気に入られ、出世しやすくなるのではないかと同社は述べている。
令和でも、出世に有利そうな趣味は「ゴルフ」が1位
出世に有利になりそうと思う趣味や活動を全体に質問したところ、1位は「ゴルフ」が57.1%、2位は「お酒をたしなむ」が51.5%で、3位の「筋トレ・ボディメイク」は23.3%と大きく差をつける結果となった。
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また、課長以上の役職者の回答でも、「ゴルフ」が60.2%で最も多く、次いで「お酒をたしなむ」が50.0%となり、出世における「ゴルフ」と「お酒」の強さが判明。ゴルフとお酒に共通するのは、4人前後の人数でコミュニケーションできることと、ビジネスの場では分からない人柄が見えることではないかと同社は述べる。
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出世に有利になると思ってやったことは「自己分析」「同僚・部下のサポート」
出世したいと思う人が、出世に有利になると思ってやってみたことがあるものを聞くと、「自己分析・自己理解を深める」「同僚や部下のサポートをする」が34.0%で同率1位、3位は「上司と共通の話題をつくる」が28.1%、4位は「上司に教えを乞う・フィードバックをもらう」が26.3%となった。
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課長以上の役職者に、自身が部下を登用する際に出世に有利になると思う部下の行動を聞いたところ、1位「同僚や部下のサポートをする」が34.8%、2位「自己分析・自己理解を深める」が32.1%、3位「上司に教えを乞う・フィードバックをもらう」が25.9%、4位「上司と共通の話題をつくる」が24.1%と続いた。
前問の、出世したいと思う人がやってみたことがあるものと、上位の項目は同じであるものの順位が異なる結果となった。
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出世より優先したい「ワークライフバランス」、最も求める年代は40代
キャリア観として出世よりも優先したいことを聞いたところ、全体1位は「ワークライフバランス」で44.0%。性年代別で「ワークライフバランス」の回答が最も多いのは40代男性で、半数以上の54.0%が回答した。一方、最も回答が少なかったのは20代男性の28.0%だった。全体2位は「経済的な安定」で41.8%。40代男性の56.0%が最多で、どの性年代でも上位となった。
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30代女性は他の性年代に比べて「心身の健康」が49.0%、「自由な働き方(リモートワーク・フレックス勤務・時短勤務など)」が35.0%の回答が多い。また、40代女性の回答で最も多いのは「ワークライフバランス」が45.0%で、男女ともに40代が「ワークライフバランス」を求めていることが明らかになった。
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なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:全国の20~49歳の男女で企業の正社員として勤務する人
- 回答数:600サンプル(性年代別に各100サンプルの均等割り付け)
- 調査実施日:2025年1月22~23日
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