アドバンテッジリスクマネジメントは、東京ガスに休業者管理支援クラウドシステム「ADVANTAGE HARMONY(アドバンテッジ ハーモニー)」を提供したと発表した。
ADVANTAGE HARMONYは、休業者・復職者の情報や、必要な諸手続きの進捗状況などを一元的に管理するクラウドシステム。メンタル・フィジカルの傷病、育児・介護休業などすべての休業種類に対応し、煩雑な管理業務を効率化する。
東京ガスが同サービスを評価したポイントは次のとおり。
- 自社の制度に合わせて設計したシステムを基に情報を一元管理
- 東京ガスでは、育児介護休業法の改正の影響や同社の方針から男性の育休取得者が急増しており、情報管理の課題が浮き彫りになっていた。育児休業の分割取得によって複雑化するスケジュール設定・タスク管理をシステムにより自動化することで、人事労務担当者および休業者本人が行うべき対応の抜け漏れを防止する。
- また、東京ガスの制度に合わせて柔軟に設計できる点も評価された。
- 情報集約による関係者間の円滑なコミュニケーション
- 部門ごとに担当者がおり、休業者が発生した際の情報連携が課題となっていた同社にとって、コミュニケーションツールとしての機能もポイントとなった。関連情報や連絡を集約することによる参照のしやすさにより、人事労務担当者間はもとより、休業者の上司を含めた関係者同士のスムーズな連携向上が期待されている。
- スマートフォンによる申請機能など、休業者の利便性も向上
- 休業者の「マイページ」はスマートフォンにも対応しているため、書類提出や各種申請の効率化が期待できる。また、チャット機能もあるため、人事労務担当者とのコミュニケーションも気軽に行え、連絡への心理的ハードルも下げる。休業者の利便性向上により、結果的に管理者側の事務手続き負担軽減にもつながる。
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