SCSKは、健康経営支援サービス「Uwell(ユーウェル)」を発表した。2014年から同社が社内で活用してきた健康意識調査をベースにした「健康サーベイ」を、6月より提供する。
健康サーベイは、企業の健康経営度を客観的に評価し、継続的な改善につなげるためのツール。SCSKがこれまで実施してきた健康意識調査のデータとノウハウをもとに、健康習慣・健康意識(運動、睡眠、食生活、喫煙など)に加え、仕事との両立(治療、育児、介護)状況を図るなど、経済産業省が推進する「健康経営度調査」の調査内容にも準拠した合計26項目の設問から構成されている。すでに製造業や建設業を中心に20社が先行導入しており、フィードバックをもとに、「Premium版」と「Lite版」の2種類を提供する。
さらに、Premium版、Lite版のオプションサービスとして、健康サーベイから得られたデータをもとにSCSKの専門家が優先順位付した今後のアクションの提示など、企業の健康経営を強力に推進するための伴走支援サービスを提供予定だという。
Premium版とLite版の違いは次のとおり。
- Premium版
- 健康サーベイの全設問に対し、SCSKの健康経営に関するノウハウを有する専門家が企業の強みと課題を明確化し、結果の考察を行う。

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- Lite版
- 健康サーベイの設問の中から、特に注目度の高い健康経営指標に絞り分析する。他社平均との比較を通じて強みと課題を明確化し、生成AIを活用した具体的な改善ポイントを提示。その他の設問結果は、グラフにより可視化する。2025年7月より提供予定。

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