フロンティアホールディングスとPLOWNOWは、8月より、中小企業の人事と学生がフラットに対話できる共創型コミュニティ「HR VANTAGE(ヴァンテージ)」をスタートすると発表した。

同プラットフォームは、Slackによる気軽なオンライン交流と、実践的なオフラインイベントを融合したもの。採用現場で積み上げた上場企業の実践知と、スタートアップの柔軟な企画力を合わせ、現場の声に根差した学び・出会いを提供する。参加は無料で、企業と学生が立場を越えて学び合える、新たな採用共創の場を目指すという。
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主な活動内容は次のとおり。
定期オンラインイベント「視座の交差点」(月1回開催)
- HRと学生による対話セッション(例:「Z世代に響く採用広報」など)
- 人事パネルディスカッション、参加型ワークショップ
- 特徴:学生を「観客」ではなく「対話の担い手」として参加させる構成
Slack上の常設コミュニティ
- #vantage-voice:人事同士の雑談・悩み相談
- #recruit-trends:採用のリアル事例やトレンド共有
- #seed-voice:学生からの相談・提案・声の発信
年1〜2回のオフラインカンファレンス「VANTAGE DAY」
- 登壇:「10年後の視点で語る、あの日の面接官」
- ワーク:「HR逆転面談」(学生が企業人事に「面談」する)
- 展示:「共創ポスター展」(企業×学生のプロジェクト成果展示)
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初年度は、中小企業100社の参加を目標に運営を開始し、今後は地方自治体・大学・採用プラットフォームとの連携も視野に運営を展開。また、HR VANTAGEで得られた知見や課題は、両社が提供する「人材育成・人材紹介」「インターン支援」「採用顧問」「組織コンサルティング」などの支援サービスと連動し、採用成功率の向上に寄与していくとのことだ。
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