カオナビは9月29日、大阪府吹田市がタレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入したと発表した。今回の導入は、自治体を取り巻く環境の変化や多様化した市民ニーズに対応し、吹田市が策定した「吹田市職員人材育成基本方針」を実現するためのものとなる。
吹田市は、「目指す職員像」として、「市民ニーズ・時代の変化を的確にキャッチできる職員」「高いプロ意識をもち責任をもって職務遂行する職員」「市民満足度を高めるため自ら考え自ら行動する職員」の3つを策定。この実現に向けて、健康管理や働きやすい職場環境の整備のほか、①人材の確保②人材の活用③人材の開発④人材の評価を「人材育成トータルシステム」として取り組んでいる。
今回は、散在する人材情報を一元管理・可視化することで情報を最大限活用し、最適な人事配置やモチベーションの維持などを目的にカオナビを導入した。
なお、今回の導入にあたっては、カオナビのセールスパートナーである富士通Japanとともに、安定稼働に向けて支援をしているという。
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