パーソルキャリアは、運営するスカウトサービス「doda ダイレクト」において、大規模言語モデル(LLM)を活用した新機能「検索条件の自動生成機能」を提供開始した。
スカウトサービスでは、スカウトメールを送る対象者を選定するための条件設定が必須であり、初めてのサービス利用時や複数案件を並行して扱う場合など、スカウト配信前の準備に時間がかかることが課題となっていた。
そこでdoda ダイレクトでは、4つの主要な検索条件である「卒業経過年数」「居住地」「年収」「職種」を、利用企業の求人票から自動で読み取り生成する機能を追加。採用担当者が手動で入力する項目を減らし、短時間でスムーズな対象者の検索・絞り込みを可能とした。
また、直感的で分かりやすい画面設計になっており、ダイレクトリクルーティング活動が初めての企業でも、すぐに利用開始が可能だという。

新機能により自動生成される条件項目
| 自動生成される条件項目 | 求人表から読み取る内容 | 自動生成される内容 |
|---|---|---|
| 卒業経過年数 | 業務内容 (求められる業務レベル感など) |
下限・上限を自動設定 |
| 居住地 | 勤務地 | 地域情報を反映 |
| 年収 | 給与 | 上限のみを50万円単位で設定 (下限は設定されない) |
| 職種 | 職種分類 | 職種名を自動設定 |

