レバレジーズは、HR系SaaSプロダクト「NALYSYS 従業員ライブラリ」のサービス名称を「NALYSYS タレントマネジメント」へ変更し、ブランド再定義に合わせてロゴも刷新すると発表した。今回の名称変更は、サービス価値と提供範囲の拡張に伴うもので、より広い人事領域への対応を示す。

NALYSYS タレントマネジメントは「データとAI」を中核に据え、組織と人材づくりを戦略的に支援する“AI人事プラットフォーム”構想を推進。従来の人事現場で見られた、経験や属人的な判断に頼った業務運用、意思決定のブラックボックス化といった課題を解消し、AIとデータを活用した透明性の高い意思決定を支援する。
今後の中期プロダクト戦略として、同社は従業員データ基盤の整備や、AIによる採用マッチングの本格展開、従業員のパフォーマンスや定着支援のためのAI活用強化を重点的に進めていく。採用時にはAIが候補者の適性や能力を予測し、組織との相性を高精度で判断することで、ミスマッチのない採用と選考業務の効率化を実現。加えて、入社後もパフォーマンスや行動データを分析し、離職やコンディション変化の兆候を早期に検知することで、マネジメントや配置転換の最適化と組織リスクの未然防止につなげる方針だ。
これらの取り組みにより、同社は人事・管理職・現場担当者が、経験則や勘だけでなく「データとAI」に基づく意思決定が可能になる環境づくりを目指しつつ、採用から配置、育成、定着までの全プロセスをAIネイティブに進化させることで、企業の持続的成長に貢献する人事戦略をつくり上げると述べている。
【関連記事】
・タレントマネジメント機能やAIを組み合わせたBPOサービスなどを発表 「freee HR Day 2025」にて—フリー
・新たなタレントマネジメントシステム「マイナビTalentBase」を10月提供—マイナビ
・タレントインテリジェンスシステム「Talents Force」を提供開始—freecracy

