uloqoは、カジュアル面談を受けた経験のある転職者934名を対象に、カジュアル面談に関する実態調査を行った。
カジュアル面談の実施が広まる中、求職者の期待に応えられない面談は、採用機会を生むどころか、採用機会を失うリスクになりかねない。同調査では、こうしたカジュアル面談の実態を求職者の声から明らかにした。
uloqoは調査結果について、以下のように伝えている。
転職者の65%が志望度低下を経験。3人に1人が「何度も経験がある」と回答
調査対象934名のうち65.0%(607名)がカジュアル面談後に志望度が「下がった」経験があると回答。さらに、33.0%(308名)は「何度も経験がある」と回答した。
転職活動中の3人に1人が何度も志望度を下げているという事実は、カジュアル面談の質の問題が一部企業の話ではなく、市場全体に蔓延した構造的な問題であることを示している。自由記述回答では、「人事担当者の現場の理解が全くされていないと強く感じた」「理解しようとされるのではなく、評価される場に感じた」といった声もあった。
面談相手は「人事担当者」が最多、現場理解度の低さが伝わっていることが明らかに
カジュアル面談で志望度が下がった経験がある人の面談相手の内訳は、人事担当者が40.4%で最多、次いで現場のマネージャー・メンバー(36.4%)、経営層・役員(20.1%)と続く。
また、面談相手の現場に対する理解度についてどう感じたか、という質問に対しては、65%以上の人が期待以上の情報を得られなかったと感じた経験があることが明らかになった。
志望度が下がった候補者の85%は「面談の質次第で入社」の可能性
志望度が下がった経験を持つ607名に、「もし面談の質が高く、現場の課題を深く議論できていたら入社していたか」を尋ねると、「可能性はあった(選考に進んだはず)」53.2%、「非常に高かった(第一志望群に入っていた)」31.8%と、合計85.0%が入社の可能性があったと回答した。スカウト送付、求人掲載、面談設定にかかった採用コストをかけた後に、面談1回の質の低さで候補者が離脱する可能性があることは、採用難といわれる今こそ、潜在的な損失といえる。
調査概要
- 調査名称:カジュアル面談実態調査
- 調査対象:過去に転職経験のある20代〜70代男女
- 有効回答数:934名(男性766名・女性168名)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2026年2月19日〜2026年2月28日
- 調査主体:株式会社uloqo
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