ラグザスは、中小企業の採用に関わる方を対象に、中途採用における若手未経験者採用の実態についてアンケート調査を実施した。
若手未経験者採用を始めた理由は「人材不足」「経験者の応募が集まらない」が上位
中途採用において、若手未経験者採用を始めたきっかけを聞いたところ、最も多かったのは「人材不足が深刻だった」(33.5%)、次いで「経験者の応募が集まらなかった」(33.0%)となった。経験者採用を前提とした募集だけでは、十分な人材確保が難しくなっている企業が多いことがうかがえる。
若手未経験者採用にあたって、事前に不安だったことを聞いたところ、最も多かったのは「育成に時間がかかる」(41.5%)であった。次いで、「戦力化できるか不安」(39.0%)、「現場負担が増える」(38.0%)が続く。未経験者採用では、採用後の育成や現場受け入れに関する懸念が大きいことが分かった。
しかし、実際に若手未経験者を採用してみた後の印象を聞くと、「ほとんど問題なかった」(16.5%)、「思ったより大変ではなかった」(40.0%)となり、約6割が事前の不安と比べて負担は小さかったと回答した。
66%が未経験者の採用継続に前向き
さらに、若手未経験層に採用対象を広げたことで感じたメリットとしては、「採用人数を確保しやすくなった」(36.5%)が最多となり、「応募数が増えた」(30.5%)、「採用スピードが改善した」(28.5%)も上位に挙がった。経験者採用に難しさを感じる企業にとって、若手未経験者採用は、採用母集団の拡大や採用充足に向けた現実的な選択肢の1つになっていると考えられる。
若手未経験者の受け入れにあたって整備したことを聞いたところ、最も多かったのは「研修・勉強会を実施した」(40.5%)となった。次いで、「マニュアル・手順書を整備した」(30.5%)、「メンター・バディ制度を設けた」(26.5%)、「OJT担当者をつけた」(25.0%)と続き、未経験者を採用するだけでなく、採用後の育成や定着を見据えて受け入れ体制を整える企業が多いことが分かった。
また、今後も若手未経験者採用を続けたいか聞いたところ、「積極的に続けたい」(20.5%)、「続けたい」(45.5%)となり、計66.0%が継続に前向きな意向を示した。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査方法:インターネット調査
- 調査地域:全国
- 調査実施期間:2026年05月21~22日
- 調査対象:直近3年以内に若手未経験者(30歳以下の同職種・同業界での実務経験がない人)の中途採用を実施した、従業員数1000名以下の企業において採用業務に関与している方
- 回答数:200名
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