2017年12月のグローバル転職求人倍率は、前月比0.35ポイント増の2.53倍に上昇。2か月連続で過去最高値を更新したという。企業の求人はほぼ横ばいだが、サービスや小売などでの求職者数が減少したことで、求人倍率が上昇した。
グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、トップ3は次の3業種。
- 農林水産・鉱業(8.60倍)
- 製造業(5.21倍)
- 金融業、保険業(4.42倍)
また、調査対象としている12業種のうち、次の8業種で求人倍率が上昇した。
- 卸売業、小売業(3.40倍)
- 宿泊業、飲食サービス業(0.81倍)
- 金融業、保険業(4.42倍)
- 建設業、不動産業、物品賃貸業(1.75倍)
- 医療、福祉(4.00倍)
- 学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業(0.33倍)
- サービス業(1.86倍)
- 農林水産・鉱業(8.60倍)
求職者数を見た場合は、宿泊業、飲食サービス業、建設業、不動産業、物品賃貸業、電気・ガス・熱供給・水道業の3業種で前月より増加している。