リクルートマネジメントソリューションズ(リクルートMS)は、企業における新卒採用の実態と課題を明らかにすることを目的に、2026年卒採用を対象として「新卒採用選考プロセスとフォローについての実態調査」を実施した。
同調査のサマリーは次のとおり。
新卒採用の現状
- 採用課題の中心は「人数確保」と「人事負担の軽減」。選考プロセスは平均4.1ステップで、面接では「人柄」と「自社への適合・定着」が重視されている
- 過去3年で約3割の企業が選考プロセスを見直し、一定の効果を実感
広がりつつある新しい手法
- 構造化面接の導入は約4分の1にとどまり、現場での運用負荷が普及の壁に
- AI面接の導入は広がりつつあるが、選考プロセスへの本格的な組み込みは限定的
採用充足を左右するのは「企業規模」だけではなく「質」と「個別対応」
- 採用充足は企業規模だけでは決まらず、同規模内でも結果にばらつき
- 充足企業は選考プロセスを構成する要素ごとに振り返りを実施し、継続的に改善
- アトラクト施策は「実施の有無」より「質」が充足に影響
- 内定者フォローは人事・リクルーターによる「個別対応」が辞退防止の鍵
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査目的:新卒採用における選考プロセスとフォローの運用および課題について実態を把握する
- 調査対象:自社で正社員の新卒採用を毎年行っている(2026年卒採用も実施している)企業において、正社員の新卒採用に関わっている、人事を管轄する部署の役員~担当者(一部の業務にのみ関わっている方を除く)および経営責任者
- 調査日: 2026年1月5~15日
- 調査手法: Web調査会社を用いたインターネット調査
- 本調査対象数:1205
- 回収数:1068(回収率88.6%)
- 有効回答数:967
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