ECOTONEは、「ウェルビーイングな働き方(Well-Working)に関する基礎調査2026」の結果を発表した。同調査は全国の有職者1339名(うち転職意向者309名、経営者515名)を対象に実施。これから職場を選ぶ人(転職意向者)が「本当に求める職場」と経営者が「自社で実現できていると考える職場」について、15項目で認識差を測定した。
調査結果によると、転職意向者が最も大切にしたいと考えているのは「困ったときに助け合える」職場(81.2%)であった。次いで「楽しく働ける雰囲気」(76.4%)、「オンとオフのリズムを持ちながら回復(リカバリー)できること」(76.2%)が続いた。“助け合い”を筆頭に、仲間との関係と回復(リカバリー)が上位を占めた一方で、「がんばりが、正しく収入で報われる(65.6%)」は10位となった。
これに対して、各項目について転職意向者が「求める割合」と経営者が「できている割合」のギャップ(Well-Working Gap)も分析された。最もギャップが大きかった項目は「オンとオフのリズムを持ちながら回復(リカバリー)できること」で36.9ポイントの差があり、「がんばりが収入で報われる」(31.0ポイント)、「楽しく働ける雰囲気」(28.4ポイント)、「困ったときに助け合える」(28.2ポイント)、「やりたいことを聴いてもらえる」(28.2ポイント)が続いた。一方、「自由な働き方」や「社会貢献」についてはギャップが小さかった。企業は理念や制度など「語れるもの」は伝えているが、日常の実感、具体的な労働環境や人間関係へのケアなど、現場で感じられる部分に十分には手が届いていないことが示された。これが「Well-Working Gap」の実体といえる。
また、調査はウェルビーイング度が高い働き手の行動傾向についても分析した。ウェルビーイングに働けている層(Well-Working度Top2)では、「コミュニティ・居場所が多い」(58.3%)、「ゼロから創り出すのが好き」(53.1%)、「移動が多く出会いがある」(50.3%)、「初めてを楽しめる」(48.2%)、「挑戦を恐れない」(47.0%)といった回答が上位となった。組織や役割を越えて多様な人とつながり、新しいことに挑戦する行動をとる人ほど、ウェルビーイングに働けている傾向がある。ウェルビーイングは個人の性格に依存せず、こうした行動を後押しする会社の環境によっても育まれると、同社は分析している。
なお、この傾向はそのまま企業の打ち手に翻訳できるとして、同社は次の打ち手の例を示した。
調査概要
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