「cydas」プラットフォーム上に集約されるサービスは、「CYDAS HR Profile Manager」「CYDAS HR Performance Cloud」「CYDAS MBO Cloud」の3つ。背景には、人事部だけでなく事業部門などの現場でも人材データを活用したいという、CYDAS HR Profile Managerユーザーからの強い要望があるという。
組織のセルフマネジメントを促進するため、cydasには人事システムや勤怠、目標管理、その他人にまつわるさまざまなアクティビティを管理するシステムと連携し、データを一元管理する機能を持たせる。ダッシュボードでは、時間外勤務者の人数や状況、時間外勤務者の人数や状況を確認できる。また、社員の行動を促す“フィード”と“アラート通知”機能を提供し、人材データの鮮度を保つために未登録項目の入力を促進したり、1on1の申請管理やレポート管理を行ったりできる。
cydasプラットフォームの正式提供は今秋の予定。
また、新サービスの「banto」は、目標管理制度や評価管理制度の仕組みやプロセスをクラウド化することで、手作業を廃し、組織全体の生産性を向上するためのシステム。Excelシートなどで行われていたOKRやMBO、Will Can Mustといった目標管理方法を、PCやスマホ上で運用可能にする。目標管理の仕組みがbanto上に組み込まれているため、制度設計が難しいからと見送ってきた企業でも、目標管理制度を導入できるという。1on1や面談の管理機能も備える。
bantoのリリースは今年10月の予定。初期費用はなく、利用料金は月額300円/1名(6か月契約より)。