調査はインターネット調査で、7月19日〜20日に全国の20~59歳の会社員に対して実施。有効回答数は177人だった。 「自分の仕事にやりがいを感じている」かどうかを尋ねた質問では、やりがいを「感じている人」(「おおいにあてはまる」「ややあてはまる」と回答)は35.6%にとどまった。「どちらとも言えない」と回答した人と、やりがいを「感じていない人」(「あまりあてはまらない」「全くあてはまらない」と回答)と、おおよそ3分の1ずつ分かれた結果だ。
また、個人の成長機会の多い/少ないや、情報はオープンに共有/クローズに管理など、会社の組織文化について、やりがいを「感じている人」と「どちらとも言えない人+感じていない人」(以下、感じていない人)に分けて調べたところ、「個人の成長機会が多い」と回答した割合が、やりがいを感じている人では71.4%に上ったのに対し、やりがいを感じていない人では33.3%と、38.1%の差があった。また、「情報はオープンに共有」と回答した割合も、やりがいを感じている人では71.4%、感じていない人では38.6%と32.8%の差が出た。タバネルでは、この結果から、「個人の成長機会の多さ」と「情報のオープンな共有」が社員のやりがいを育てるといえると分析した。