CompTIA Cybersecurity Analyst+は、CompTIAとして3年ぶりとなる新資格。CompTIA Security+認定資格取得後のスキルパスとして位置づけられており、組織内で施されるセキュリティ対策、システムやアプリケーションの保護において、脆弱性の認識と対策、脅威の検出ツール、データの分析などを適切に実施できるスキルと知識を証明する。「セキュリティアナリスト」「サイバーセキュリティアナリスト」「セキュリティエンジニア」といった職種向けに最適であると、CompTIA日本支局では述べている。
本試験については、英語試験が来年1月~3月をめどに配信される予定。日本語試験の開始は、英語試験の開始に依存するため、今のところスケジュールは未定となっている。
ベータ試験実施概要は次のとおり。
試験名称 | CompTIA Cybersecurity Analyst+ Certification Beta Exam |
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試験番号 | CS1-001 |
試験時間 | 165分 |
問題数 | 最大で110問 |
出題形式 | 単一/複数選択問題、シミュレーション問題 |
試験費用 | 50米ドル |
試験言語 | 英語 |
配信形式 | 全国のピアソンVUEテストセンターにて受験 |
配信開始 | 2016年6月30日より |
配信終了 | 400名が受験した時点で終了 |
詳細URL | https://certification.comptia.org/certifications/cybersecurity-analyst(英語) |
ベータ試験は英語のみの配信であるが、日本国内でも受験が可能。ベータ試験は設問の難易度や合格点などを見極めるために実施する。そのため、受験直後にテストセンターで提供されるスコアレポートには合否は表示されない。後日、合格点が確定し、それに達した人には認定証が配送される。
無料で再受験できるキャンペーン、来年1月31日まで
また、CompTIA日本支局では「CompTIA FREE RETAKEキャンペーン」を実施中。2016年7月1日~2017年1月31日の期間中、不合格になった試験を無料で、もう一度受験できる(2度目の無料試験も含め、2017年1月31日までに受験を完了する必要がある)。全てのCompTIA認定資格試験がキャンペーン対象。
キャンペーンを利用するには、CompTIA FREE RETAKEキャンペーンサイトよりダウンロードできるキャンペーン専用バウチャー申込書を利用してバウチャーを購入する。1度目が不合格だった場合、同一のバウチャーにて、同じ試験(同じ試験番号の試験)を無料で受験できる。