新設されたページでは、お詫びの言葉とともに、「これまで、関係各所の調査が途中段階であることを踏まえ、本件に関して当社からの発信を差し控えさせていただいておりました。当社がご説明すべき事案の全容について、現在においてもなお十分にご説明できていないことを申し訳なく思っております」とした上で、同ページで「リクナビDMPフォロー」に関する事実情報や、当社がこれから行っていく取り組みについて、伝える準備が整ったものから順次報告していく旨を明らかにしている。
また、「学生の皆さまへ」とした中で、問い合わせフォーム(リクナビ2019会員向け)や、自身がリクナビDMPフォローの対象者であるかどうか確認するページ(リクナビ2020会員向け)を案内している。リクナビ2019会員に対しては、同社が保有していた会員の個人情報を削除済みであったために、直接本件に関するお詫びや案内ができなかったことを謝罪。リクナビ2020を退会していない会員に向けては、別途メールにて特設ページを案内しているという。
なお、リクナビDMPフォローはリクナビ2021契約企業には提供されておらず、サービスもすでに廃止してるため、リクナビ2021会員に、同サービスの対象者はいないとしている。
9月25日までに寄せられた問い合わせは、8月1日からの累計で約540件。全般的には、自分のどのような情報がどこに提供されたのかを照会するものや、不安の声などが寄せられたという。
そのほか、「『リクナビDMPフォロー』とは」として、スコア提供に関するデータの流れや、リクナビDMPフォローで使われたアルゴリズム、スコア活用方法の一例といった、同サービスの内容や仕組みに関する説明も掲載されている。 最後に、「今後の新卒事業に関する当社の取り組み」として、新卒事業のあり方を見直すために、2020年1月に事業経営体制の変更を予定していることを言明。その一歩目として、2019年10月1日に社長直下に既存の新卒事業とは切り離した形で、学生に真摯に寄り添える存在になるためには何が必要なのかを考え、学生視点を軸に新卒事業の今後の具体的な方針・活動を検討・実施していくことをミッションとした「新卒事業検討プロジェクト」を設置し、以下を推進していくと述べている。
新卒事業検討プロジェクトミッション
- 2020年卒学生向けの取り組みの検討・実施
- 2021年卒学生向けの取り組みの検討・商品仕様の見直し
- 今後を見据えた新卒事業コンセプトの設計・実施