J-Screenは日本と韓国において採用調査とデューディリジェンスサービスを提供している企業で、公共機関や民間企業とのネットワークと独自の情報源を持つ。顧客には金融機関、多国籍企業、プロフェッショナルサービス企業、政府機関などがあるという。PeopleCheckもテクノロジー、建設、金融、通信、リクルート、プロフェッショナルサービス、鉱業、医療などの業界に人材採用調査のサービスを展開してきた。
米HireRightは、両社を買収することで、同社のグローバルサービスを強化し、アジア太平洋地域でのプレゼンスを高める。
米HireRight CEOのGuy Abramo氏は、今回の買収と進出について「企業と人材のボーダーレス化が進む中で、企業の採用は現地・グローバルにかかわらず、世界規模で候補者を選別する必要がある。特に規制や文化的な問題を取り扱う際、国内やその地域特有の専門知識と能力を持つ人材が不可欠だ。地域での取り組みの規模と範囲を拡大することにより、顧客が求めているスピード、可視性、正確性をさらに向上させ、グローバルでの人材確保をサポートする」と述べている。