「LAPRAS Freelance」は、LAPRASが保有する人材のデータベースを活用して、企業とエンジニアをフリーランス・副業という雇用形態でマッチングさせるサービス。データベースには自らオプトインしたユーザーが5000人以上登録されているが、そのうちの54%が副業、34%がフリーランス(重複あり)での就労を希望しているという。LAPRAS Freelanceでは、これらの副業・フリーランスを希望しているユーザーを企業に紹介する。
ユーザーのスキルや経歴情報は、GitHubやQiita、その他SNSなどのアウトプットから自動で生成されており、採用要件と照らし合わせてLAPRASが直接企業に提案する。企業は求人票を作成する必要はなく、LAPRASの担当者によるヒアリングによって採用要件を作っていく。企業は煩わしい求人票の作成、ユーザーは履歴書・経歴書の作成が必要なく、登録したその日から紹介を受けれる点が、同サービスの特徴といえる。
エンジニアのサービス利用は無料。LAPRASにオプトイン後に簡単な設定をするだけで案件紹介を受けられる。企業のサービス利用は初期費用は無料で、1名の採用にあたり一律30万円の成果報酬が発生。案件の最低時間単価は5000円〜と定められている。ただし、設立登記から3年未満のスタートアップに限り成功報酬15万円、最低時間単価3500円の提案が可能という。
同社によれば、近年フリーランス、副業でエンジニアを採用する企業は増加しており、特にソフトウェアエンジニアではその傾向が顕著に。一方で、成果報酬の高騰や登録の煩雑さによってフリーランス、副業サービスの導入が困難であること、案件単価の幅広さから初心者から優秀層まで人材のレベルが安定しないことが問題として挙げられているという。LAPRAS Freelanceはこれらの課題を解決すること目指す。