スクラムとは、米Scrum Inc.のJeff Sutherland博士が提唱したアジャイル開発の手法の1つで、顧客からのフィードバックに基づき計画と開発を短い期間で繰り返し、新しい機能を次々とリリースしていく。世界中の企業および行政府に採用されるなど、アジャイル開発手法としては世界で最も普及しているという。また近年、日本企業においても、不確実性が高まる競争環境でデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を実現するための組織フレームワークとして需要が高まっていると、デロイト トーマツ コンサルティングでは述べている。
今回の協業においてデロイト トーマツ コンサルティングは、デロイト トーマツ グループのプロフェッショナルが手掛けてきたDXに関する経験とグローバルネットワークで有する知見を背景に、DXを実現する上でカギとなる組織変革全般に関わるコンサルティングサービスを「エンタープライズアジリティアドバイザリー」として提供する。一方、Scrum Inc. Japanは、コンサルティングサービスの提供における、顧客企業向けにスクラムに関する知識・スキル向上のためのトレーニング提供、ならびに顧客企業へのスクラム導入に関するコンサルティングサービスの提供を行う。