この連携により、「カオナビ」に登録された従業員情報を、(ユーザーが両サービスを利用し、希望した場合)「Panalyt」に同期することが可能になった。これによって、人事データ分析に先立つ従業員情報の入力・集計などの初期設定工数が削減されるため、企業担当者はより簡便かつ効率的に、Panalytを使ったピープルアナリティクスに取り組めるようになる。
パナリットは、企業の人材情報をクラウド上で一元管理できる「カオナビ」とのAPI連携機能により、Panalytを活用した従業員エンゲージメントの向上、ひいては人財資源の有効活用とビジネスの向上を目指すとしている。
なお、Panalytは、既存の人事システムやデータファイルを連携させるだけで、企業の健康状態を客観的・俯瞰的に可視化して捉えて改善の方向性を示唆する、“組織の人間ドック”と同社が呼ぶサービス。人事・経営・現場が一枚岩となって組織課題に取り組めるよう、人事やデータに対して高い専門性のない社員でも簡単に使いこなせるUI/UXを志向しているという。現在6か国に展開しており、英語と日本語に対応している。