働き方改革の推進や新型コロナウイルスの感染防止対策として、さまざまな企業や団体におけるテレワーク利用が急速に増加している。テレワークには多くのメリットがある一方、コンピュータウイルス感染や情報漏えいなどのサイバーセキュリティ上のリスクもある。テレワークを安全・安心に利活用するためには、サイバーリスクへの正しい理解が必要となる。
ラックは、同社で推進するテレワークの実例や経験をもとに、セキュリティの有識者によるテレワークにおけるセキュリティの注意点と防御策を改めて整理し、経営者やIT担当部門が従業員向けの啓発に利用できる対策を「テレワーク時のセキュリティ7つの落とし穴」としてまとめた。目次は次のとおり。
- ウイルスの入り口対策 ”インターネットに接続しただけでウイルス感染!”
- ニセの会議招集メール ”その会議は本物ですか?”
- パソコンののぞき見による情報漏えい ”肩越しの視線に気を付けて”
- 公共の場所でのWeb会議 ”大声で機密を暴露”
- 公共無線LANやクラウドでの共有設定 ”機密ファイルが大公開”
- ネットワーク機器やパソコンのアップデート ”家のネットが丸見え”
- ニセの無料無線LAN ”無料のつもりが情報漏えい”
なお、この中では、テレワーク利用者向けのセキュリティ対策の具体例として、ラックが開発した無料セキュリティ診断サービス「自診(じしん)くん」と、TeamViewerのテレワーク支援ツール「TeamViewer」(30日間無料トライアル)も提供している。