同調査は2020年4月9日~4月12日に実施され、224社(外資系企業 63%、日系企業 38%。また、従業員数5001人以上 6%、1001人〜5000人 17%、301人〜1000人 25%、101人〜300人 24%、100人以下 28%)から回答を得ている。
調査結果の概要は以下のとおり。詳しい結果と分析は、エンワールド・ジャパンのプレスリリースを参照のこと。
■7割の企業は中途採用活動を継続中
■ 中途採用を実施している企業のうち3割が、採用活動に「非常に積極的」「やや積極的」と回答
■ 採用活動に積極的な理由、「年間の採用計画に基づく採用」「新型コロナウイルス感染症流行前からの継続的な人員不足」が上位
■ 採用活動に消極的な企業、半数以上が「良い候補者がいれば採用したい」と回答
■ 積極採用している職種、第1位は「営業」。第2位は外資系企業「マーケティング・商品企画・広報」、日系企業「エンジニア・技術(IT、ゲーム、web、通信)
■ 積極採用しているポジション、第1位は「スペシャリスト」、第2位は外資系企業「シニアスペシャリスト」、日系企業「マネージャー、課長」
■ 現在の採用活動について感じていること「人材流出によるチャンス」「オンライン面談による不安」「他社の動きが気になる」など
外資系企業
- 社内インタビュアーにオンライン面談に慣れてもらう良い機会と捉えています。(製造業・工業・自動車)
- Face to Faceでのインタビューでないことで入社後のギャップについて若干の懸念。(小売り・消費財)
- Eコマースの求人がさらに増えそうです。(製造業・工業・自動車) ほか
日系企業
- 弊社では特に応募者の増減なども感じていない。(サービス)
- 対面での面接が難しく、確実に見極められるのか不安である。(製造業・工業・自動車)
- 対面での面接が実施できないので、応募者側が企業を選定しにくくなっていると感じる。応募者は面接官の印象やオフィスでの働きやすさといった自分の目に頼ることができないので、SNSやニュースの情報で転職先を選ばざるを得なくなっていると感じる。(IT・通信) ほか
■ 約9割の企業が、緊急事態宣言の発令で事業の活動内容や社員の勤務体制を変更。最も多いのは「全従業員のテレワーク推奨・許可」