グロースマネジメントサービスは「スタッフが自ら労働時間の見える化を行える仕組み」と「マネージャーがスタッフの工数配分を把握する仕組み」を併せ持ったシステムと、システムをベースにした生産性向上の支援するコンサルティングを提供するサービス。オルトプラスとコムニコをはじめとした複数の企業において、チームをグロースさせる目的で1年間の実証実験を実施し、そこで得た知見をもとに、企業規模や業種、職種、就業場所によらず再現できる労働管理支援サービス(SaaS+コンサルティング)としてパッケージ化した。
本サービスを導入することで、これまでは把握が難しかったスタッフの時間あたりのアウトプットを見える化することができる。マネージャーは各スタッフのタスク投下時間を一括で管理できるため、地方拠点や在宅勤務など、勤務地を問わずチームの生産性が向上するという。また、場所を問わずマネジメントができるようになるため、テレワークにおいても、従来どおりの出力管理が行える。
なお、オルトプラスの取締役COO 鵜川太郎氏は「ゲーム製作の現場は労働を管理されることに抵抗感がある業界の一つ。工数管理を始めることに対して抵抗が出ると懸念していたが、開始してみると意外とみんなすんなり入力してくれている」と評価。コムニコ氏は「この取り組みにおいて最も大きなメリットは、拠点マネージャーが主体的にツールを運用することで、スタッフ全員がタスクと成果を意識するようになったこと」と述べている。