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特別企画 | リモートワーク下におけるメンバーシップの促進

世界に散らばる400名のメンバーをオンラインで束ねるニットのリモートワーク運営術とは

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 コロナ禍によって、急速に導入が進んだ在宅勤務やテレワーク。毎日出社して、上司や同僚と対面で会話をしながら仕事を進めていた、かつての“当たり前”の働き方ができなくなった今、各社で大きな課題となっているのが従業員のメンバーとしての意識だ。離れていても、「自分は会社の一員だ」と実感できるようにするには、どうすればよいのだろうか。コロナ禍以前より、世界各国に散らばる400名のメンバーとともに、バックオフィス業務支援サービス「HELP YOU」を展開してきた株式会社ニットの広報 小澤美佳氏に、その秘訣を聞いた。

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400名のメンバーをオンラインで束ねるニット

――まずはニット社の事業概要を教えてください。

 我々は、人事・経理・営業事務など、企業のバックオフィス業務の生産性向上に貢献するために、バックオフィス業務支援サービス「HELP YOU」を提供しています。具体的には、社内外さまざまな書類作成・経費整理・求人の応募者管理・採用計画補助・営業資料の作成・ECの商品登録・SNSの運用サポートなど、さまざまな業務を請け負っています。それらの業務を実際に行っているのは、日本全国・世界33か国に広がる400名のメンバーです。

小澤 美佳氏
小澤 美佳(こざわ みか)氏
株式会社ニット 広報
2008年に株式会社リクルート入社。中途採用領域の代理店営業、営業マネージャーを経て、リクナビ副編集長。採用、評価、育成、組織風土醸成など幅広くHR業務に従事。2018年 中米ベリーズへ移住・起業。2019年にニットに入社し、現在、広報に従事する傍ら、オンラインでのセミナー講師やイベントのファシリテーターを実施。副業で嘉悦大学の大学講師。

――そのうち社員は何名なのですか。

 13名です。それ以外はすべてフリーランスの業務委託のメンバーですね。業務委託とはいえ、すべての方と面接をしていて、採用率は1%です。コロナ禍以前も、在宅の仕事といえば、エンジニアやデザイナーくらいしか一般的ではなかったので、バックオフィス業務全般を扱っている弊社には、すごくたくさんの応募をいただいていたんです。コロナ禍に入ってからは、もちろん増えていますが。

――副業の方も多いのでしょうか。

 ほとんどが副業だと思いますね。ニットの仕事が本業で、別に副業をされている方もいると思いますし、その逆も。人によって、さまざまだと思いますが、3〜4つの仕事を掛け持ちしている方はたくさんいらっしゃいます。

――世界各国で御社の仕事をされている方は、みな日本人ですか。

 ええ、我々のお客様は日本法人がほとんどなので。弊社で働く理由は「夫が現地の人で、結婚して海外に渡ります」「夫の転勤で駐在妻になったけれど、現地には自分にできる仕事がない」といったことが多いですね。そのため、400名のうち85%は女性で、既婚者が7〜8割を占めていると思います。

――その傾向は日本国内でも同じ?

 そうですね。「地方で家の近くに仕事がない」「子どもの近くで仕事をしたい」「介護で頻繁に地元に帰る必要がある」といった感じで、ライフスタイルに合わせて、どこでも働けるところに魅力を感じていただいているようです。

――なるほど。面接もオンラインなのでしょうか。

 はい。すべてオンラインです。ただ、相当数の応募があるので、事前にPowerPoint・Word・Excelの課題を提出してもらって、最低限そこをクリアした方の面接を1〜2回しています。

――そうすると、御社に対する帰属意識を醸成するのは、極めて難しいですよね。でも、それがないと仕事の質が下がってしまいそうです。

 おっしゃるとおりですね。彼らの仕事が我々のサービスそのものなので、「ニットの一員として仕事をしている」という帰属意識を持ってもらうことはとても大切です。そのために我々社員は、オンラインでいかに彼らのモチベーションを高めてもらえるか、自己重要感を高めていくか、ニットで働く意義を感じてもらうか、といったチャレンジをしています。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

市古 明典(HRzine編集長)(イチゴ アキノリ)

1972年愛知県生まれ。宝飾店の売り子、辞書専門編集プロダクションの編集者を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、2017年7月にエンジニアの人事を...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://hrzine.jp/article/detail/2658 2020/11/25 06:00

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