ギブリーは、オンライン完結型での研修の実施やIT・DX人材育成を推進・支援するべく、同社のプログラミング学習・試験プラットフォーム「track(トラック)」が持つ学習管理システムおよびオンラインプログラミング学習教材を、企業を対象に受講者アカウント数無制限で、無償提供する。提供期間は2021年2月28日(日)まで。申込期限は2021年1月31日(日)まで。
同キャンペーンでは、新人研修を控える企業内定者や、リカレント教育の対象者など、IT・プログラミング知識をこれから身に付けたい人を対象に、初心者でも楽しく学べるキャンペーン専用のコースも用意。また、今回、無償提供される教材ならびにシステムは、通常は全て有償販売・提供をしているもの。ただし、提供範囲は在宅でのプログラミング研修実施・セルフラーニングを実現する上で、必要な内容に限定されている。
コースの概要は次のとおり。
提供コース数:6コース(合計78ブック)
- Webフロントエンド基礎(HTMLとCSS)を身につけよう
- HTMLとCSSでいろいろなアイテムを作ってみよう
- JavaScript基礎コース
- JavaScript DOM基礎コース
- CSSやJavaScript(jQuery)でいろいろなアプリを作ってみよう
- 実践的なフレームワークを学んでみよう~はじめてのBootstrap~
想定受講時間:100時間相当
想定受講期間:3か月相当(1日2時間計算)
学べるプログラミング言語:HTML、CSS、JavaScript
学べるライブラリ・フレームワーク:Bootstrap、jQuery、React、Vue.js
なお、trackでは昨年も同じ内容のキャンペーンを実施しており、今回は、昨年の利用者からの要望に対して次のようにアップデートしている。
- 教材内に概念理解動画を追加
- プログラムを書いて学ぶのは楽しいが、「概念の理解が難しい」という声が多くあった。そこで、プログラムを書いて学ぶだけではなく、プログラムやコンピュータの仕組み、概念の理解を促進するための動画教材をtrackに組み込んだ。
- 演習問題の解説動画を追加
- track内には学習の習熟度を確認するための演習問題とテキストでの解説が用意されている。しかし、テキスト情報だけでは理解がしづらいとの意見があったため、演習問題の解答を解説する動画を追加している。
- 問題のステップ受験機能・スキップ機能の追加
- trackでは、管理者が受講者の学習進捗に応じて次のステップの問題を配信許可することで、受講者は次の問題に着手ができる。これに対して挙がった受講者からの「自分のペースで学びたい」という要望に対応するため、ステップ受験機能を追加。これにより、解き終えた人から次に進めていくという体験を提供できるようになった。また、「どうしてもわからない」という場合に、スキップをして次に進めることができる機能も追加した。
- 質問掲示板(ディスカッション)機能を追加
- 受講者が問題を解き進める中での不明点を解消できる、質問掲示板機能を用意。受講者間での教え合い、学び合いを促進することができる。また、講師がフォローアップをすることも可能となった。