パーソルイノベーションが運営する外部人材管理・活用システム「エクスチーム」は、クラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」との連携機能を、3月3日より新オプション機能としてリリースした。これにより、外部人材との契約に関するフローやステイタス管理をよりスムーズにした。
エクスチームは、フリーランス・副業人材などの外部人材を活用している企業が、業務委託先との契約から請求までのやりとりをスムーズに管理できるシステム。外部人材情報をデータベース化し実績や経験を確認できるタレント管理機能も備えている。そのほか、業務委託先を介した企業間契約に対応した「エージェント管理機能」や、複数の外部人材を対象にしたエントリー募集を可能にする「公募依頼機能」などを追加してきた。
クラウドサインは、さまざま業界で導入実績がある、弁護士監修の電子契約サービス。今回の連携機能により、クラウドサインのアカウントがある企業は、エクスチーム上で契約書のアップロード、相手への送信、回答の進捗管理が可能になる。エクスチーム画面のみで契約書にまつわる操作を完結できるが、実際の契約締結はクラウドサインのシステム上で行われるため、クラウドサイン内でも履歴を確認できる。
また、業務委託契約書を基本契約と発注書と分けて運用している場合、基本契約書はクラウドサインで対応し、発注書はエクスチームで対応するといった使い分けも可能となる。
クラウドサインとの連携機能は、エクスチームの月額料金にオプション料金を追加することで利用できる。新機能リリースを記念して、3月末までに新規でエクスチームを契約した企業に限り、6か月間無料で新オプション機能を利用できるキャンペーンを実施する。ただし、利用する際にはクラウドサインのアカウントが必要となる。