ウィルグループは、求職情報提供サービスを展開するAI Developmentより外国人専用求人メディア事業を譲り受け、4月12日より、外国人専用求人サイト「ENPORTwork(エンポートワーク)」としてオープン。これにより、外国人労働者の就労から生活インフラまで、ト―タルなサポートを行っていく。
ENPORTworkは、日本に住む永住者を中心とした外国人労働者と労働力不足に悩む企業を、AIと専門コンシェルジュが間に入ることで、効率的な採用・就職活動を実現可能にする求人サービス。AIチャットボットを通して応募者の条件やスキル確認を行うほか、専門コンシェルジュによるWEB面談を実施することで無駄な応募を削減し、最適な候補者を紹介する。また、求人票の翻訳や面接調整までENPORTworkが行うため、採用担当者の手間・工数を削減することができる。現在、15万人以上の外国人が登録している。
ウィルグループは、2019年4月より「中長期滞在目的の外国人が、安心して生活できる環境を整える」をコンセプトに、外国人労働者向けサポートサービス「ENPORT(エンポート)」を展開している。これまでENPORTでは、通信・不動産仲介・家賃保証・就職支援・口座開設の媒介等のサービスを行ってきた。
今回、外国人サポートサービスの事業を加速していくにあたり、AI Developmentが培ってきたノウハウや15万人を超える外国人ユーザーを有効活用し、ENPORTと一本化する。これにより、効果的にビジネス展開できるとともに、これから来日する外国人や日本在住の外国人に向け、生活インフラの支援だけではなく、「働く」領域のサービスも提供できることから事業を譲り受けることになったという。