PHP技術者認定機構は、PHP技術者認定試験の運営を目的として、オライリー・ジャパン、ニフティ、日本マイクロソフト、NTTコミュニケーションズによる特別協賛のもと、2011年2月1日に設立。オライリー・ジャパン刊行の書籍『初めてのPHP5 増補改訂版』と『プログラミングPHP 第3版』を主教材および試験の出題範囲としている。
今回の発表では、同機構がPHP技術者認定基礎試験の試験問題や模範解答といったリソースを、同試験を実施したいスクールなどに無料で提供するという[1]。スクールが試験を実施する際の受験料は、各スクールで決定できる。
ただし、PHP技術者認定試験の認定スクールもしくは学割認定校であることや、基礎試験を実施していることをWebページ上に記載することが提供を受けることが条件。基礎試験参加校として登録すること(無料)も必要となっている。また、採点も認定スクール、学割認定校の認定インストラクター(初級試験合格が条件)を満たした者に限られる。
出題範囲は、同機構が実施している「PHP5技術者認定初級試験」と同等。主教材は『初めてのPHP5 増補改訂版』と、PHP技術者認定機構より提供される無料の教材。そのほか、認定対策本として『徹底攻略PHP5技術者認定[初級]試験公式問題集』(インプレス刊)、『PHP公式資格教科書 PHP5技術者認定初級試験合格教本』(技術評論社刊)、副教材として『イラストでよくわかるPHP はじめてのWebプログラミング入門』(インプレス刊)、『土日でわかる PHPプログラミング教室』(SBクリエイティブ刊)がある。
本件に関する問い合わせは、一般社団法人PHP技術者認定機構 事務局まで(メール:pr@phpexam.jp、FAX:03-3709-0841)。
注
[1]: 同機構から提供されるのは、試験問題、模範解答、受験レポートひな形、認定証ひな形、報告書。データフォーマットで提供され、試験実施の際は各校で印刷して使用する。