メンタルヘルステクノロジーズは、2021年6月24日から7月7日にかけて275社を対象に、人事担当者が考える労務課題・福利厚生の目的についての調査を実施した。
現在の人事労務の課題について聞いたところ、回答の半数近くの企業が、「社員教育・能力開発」、「人材確保・人手不足解消」、「社内コミュニケーション」、「メンタルヘルス」に課題があると回答した。これは、業種や人数規模にかかわらず、どの企業にも共通の課題であることがうかがえる。
また、福利厚生の目的について尋ねたところ、「社員のモチベーション」と8割が回答しており、多くの企業でモチベーションの向上や改善に力を入れていることが理解できる。その他の回答は、特異な点は見られなかったが、前設問で「社員教育・能力開発」が課題になっていたわりには、「社員研修・自己啓発」の回答数が少なく、課題と取り組みにギャップが見られた。