ビズリーチは、同社が運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」において、同サービスに登録する2023年卒業・修了予定の理系の大学生・大学院生を対象に、就職活動や卒業後のキャリアに関する調査を実施した。調査期間は2021年10月14日~18日、有効回答数は223件。
身近にロールモデルとなりそうな社会人の先輩がいるかを聞いたところ、6割が「いいえ」と回答した。その理由として、「ゼミや知人以外で探す方法がわからない」(48%)が最も多かった。次いで、「学業(研究活動含む)が忙しくて探す時間がない」(43%)が挙げられている。
さらに、卒業後のキャリアを考えるにあたり、話を聞きたいのはどんな社会人かを聞いたところ、「専攻や研究に関係のない分野に進んだ社会人」(87%)がトップとなった。また、「転職経験のある社会人」(77%)、「育児とキャリアを両立している社会人」(74%)なども関心が高く、学生がキャリアプランやライフステージの変化などに関しても話を聞きたいと考えていることが明らかになった。
また、就職活動と学業の両立に対する負担を聞いたところ、96%が「就職活動と学業の両立への負担がある」と回答し、全体の半数が「かなり負担がある」と比率が高くなっている。
大学にサポートしてほしいキャリア支援についての自由回答では、学生が大学にサポートしてほしいこととして、「大学を介したOB/OGとのつながりの機会」「多様なロールモデルを示してほしい」などが多く挙げられている。