企業のインターナルブランディング支援を手掛けるタンタビーバは、社員の「自社ファン度」を見える化する組織サーベイ「Fangrow」を開発。11月30日よりサービス提供を開始した。
本サービスは、法政大学大学院政策創造研究科 石山恒貴教授監修で行った、中小企業に勤務するビジネスパーソン向けの調査(2020年3月実施)を基に独自開発。「社員が自社のことをどれくらい好きか」を示す独自指標の「自社ファン度」を数値化し、組織状態を見える化する。診断では、自社ファン度の構成要素となる10項目を軸に約90設問の調査を行い、その回答を「経営」「組織」「個人」の3つのレベルごとに評価するという。
また、ファン度に与える因子を会社ごとに重回帰分析から導き出し、自社ファン度を高めるための方向性を呈示するとしている。
「Fangrow」の特徴
自社ファン度の総合評価を行う「全社診断」に加えて、「部門別」や「役職別」の診断報告があるほか、組織ごとに異なる課題にフォーカスした各種比較分析、可視化が可能。たとえば、「経営理念の浸透に課題がある」「心理的安全性が確保できていない」など、特定の項目に絞って比較分析を行うなどといった個別カスタマイズが可能だという。
「Fangrow」を活用したインターナルブランディングデザインの流れ
- phase1 Fangrowリサーチ:組織の状態(自社ファン度)を見える化
- phase2 Fangrow診断報告:結果を分析し、組織ごとの課題を抽出
- phase3 Fangrowソリューション1:診断に基づく「未来づくり対話」
- phase4 Fangrowソリューション2:未来づくりのプラン&アクション
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