(ISC)2は、情報セキュリティ分野で活躍する人材を育成するために、グローバルな認定資格を開発し、提供しているNPO団体[1]。(ISC)2の認定資格には、CISSP/SSCPなどがある。CISSP/SSCPはどちらもグローバルな資格で、全世界で通用するのが特徴だ。
CISSP(Certified Information Systems Security Professional)は、情報セキュリティ専門家を国際的に認定する資格で、取得には5年以上のセキュリティの業務経験とCISSP認定試験の合格が必要になる。
一方、このワークショップが対象とするSSCP(Systems Security Certified Practitioner)は、日々の業務における情報セキュリティについて理解している人材を認定するもの。取得には、1年以上の業務経験とSSCP認定試験の合格が必要になる。
このワークショップでは、(ISC)2 SSCPのCKB(Common Body of Knowledge=共通知識体系、国際的・普遍的なレベルで必要な情報セキュリティの知識・情報を集めて編集したもの)をベースとした公式教材を使用するため、セキュリティについての基礎知識はもちろん、SSCP資格取得を考えている人にとっても適しているという。
このワークショップの学習目標は次のとおり。
- グローバルスタンダードである(ISC)2 CBKに基づいた知識を獲得し、情報セキュリティ専門家や経営陣とコミュニケーションが図れるスキルの習得
- (ISC)2が策定したCBKをベースにしているので、グローバルスタンダードに基づく幅広い知識とスキルを獲得できる
- ワークショップ形式の研修によって、情報セキュリティに関する実践的な能力の習得
- 情報セキュリティ対策の導入時に発生する課題を、ワークショップを通じて現場目線の理解を深められる
ワークショップの開催概要は次のとおり。
日時 | 2017年2月28日(火)または3月29日(水)9:00〜18:00 |
---|---|
場所 | 東京・茅場町 アイ・ラーニング研修センター |
期間 | 1日 |
受講料 | 8万6400円(税込み) |
申し込み | こちらから |
注
[1]: (ISC)2はThe International Information System Security Certification Consortiumの略で、日本語では「国際情報システムズセキュリティ認証コンソーシアム」という。