ビズリーチが運営する人材活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズは、無料で利用可能なクラウド勤怠管理システム「HRMOS(ハーモス)勤怠」を提供開始した。
HRMOS勤怠は、打刻機能・勤怠管理レポートなどが利用できるクラウド型の勤怠管理システム。導入により、勤怠管理業務の負荷が軽減されるほか、勤怠データを可視化し、組織や従業員の働く時間の把握、分析を行える。
これまでHRMOSシリーズでは、従業員データベース、目標・評価管理、組織診断サーベイ、1on1支援機能などを提供してきた。今回、HRMOS勤怠が加わることで、企業は採用・組織と従業員のパフォーマンスやエンゲージメント・勤怠などの情報を将来的に1ヵ所に集約し、データで可視化できるようになる。たとえば、勤怠データと個々人のパフォーマンスを組み合わせた分析による「生産性」の把握や、勤怠データと従業員サーベイ結果の分析による「従業員の健康状態・離職要因」などの把握が可能だとしている。
これにより、人事データに基づいた人材活用ができるほか、政府が推進する人的資本経営に必要な、人事データの可視化・分析につなげることができる。
※無料版の「HRMOS勤怠」は、API利用や勤怠アラート機能などの一部制限があるが、打刻・勤怠管理レポートなどの基本機能は利用できる。なお、すべての機能が利用できる有料版は、1社あたり3800円/月~で提供。「HRMOS」シリーズの導入にかかわらず、HRMOS勤怠のみ単体で利用することが可能となっている。
※HRMOS勤怠は、昨年11月に同社グループに加わったIEYASUが運営する、クラウド勤怠管理システム「IEYASU勤怠」をリニューアルしたもの。
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