むすびは、これまで採用業務に関わったことがある全国のビジネスパーソン640名を対象に、「採用ブランディングに関する実態調査」を実施した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査対象:採用業務に関わったことがある全国のビジネスパーソン
- 有効回答数:640名
- 調査期間:2022年1月18日~21日
- 調査発表日:2022年3月22日
- 調査方法:インターネットリサーチ
「採用ブランディング」を実践している企業は45.0%
実際の採用活動にて「採用ブランディング」を実践しているか質問したところ、45.0%が「実践している」(実践している:17.2%、どちらかというと実践している:27.8%)と回答した。
「自社の魅力を伝えられている」採用ブランディング実践企業79.1%/非実践企業30.7%
求職者に対して自社の魅力を伝えられていると思うか質問したところ、採用ブランディングを実践していると回答した288名のうち79.1%が、「伝えられている」(伝えられている:25.3%、どちらかというと伝えられている:53.8%)と回答した。
一方で、採用ブランディングを実践していない(採用ブランディングを知らない)と回答した352名のうち、30.7%は「伝えられている」(伝えられている:5.1%、どちらかというと伝えられている:25.6%)と回答した。
採用ブランディング実践企業と非実践企業を比較すると、48.4ポイントの差があった。このことから、採用ブランディングを正しく理解し、実践することにより、効率的な採用活動につながることが分かったという。
採用ブランディング実践企業の84.8%が、自社の企業理念を理解
自社の企業理念を理解しているか質問したところ、採用ブランディングを実践していると回答した288名のうち、84.8%が「理解している」(理解している:43.1%、どちらかというと理解している:41.7%)と回答した。
一方で、採用ブランディングを実践していないと回答した352名のうち、69.9%は「理解している」(理解している:30.4%、どちらかというと理解している:39.5%)と回答。採用ブランディング実践企業と非実践企業を比較すると、14.9ポイントの差があることが分かった。
採用ブランディング実践企業の94.6%が、自社の企業理念に共感
企業理念を理解していると回答した490名(採用ブランディング実践企業:244名、採用ブランディング非実践企業:246名)を対象に、自社の企業理念に共感しているか質問したところ、採用ブランディング実践企業のうち94.6%が「共感している」(共感している:42.6%、どちらかというと共感している:52.0%)と回答した。
一方、採用ブランディング非実践企業では71.6%が「共感している」(共感している:22.8%、どちらかというと共感している:48.8%)と回答した。
採用ブランディング実践企業と非実践企業を比較すると、23.0ポイントの差があった。
「自社の採用方法に満足している」採用ブランディング実践企業75.4%/非実践企業31.0%
自身の会社の採用方法に満足しているか尋ねたところ、採用ブランディングを実践していると回答した288名のうち75.4%が「満足している」(満足している:23.3%、どちらかというと満足している:52.1%)と回答した。
一方、採用ブランディングを実践していないと回答した352名においては、31.0%が「満足している」(満足している:7.7%、どちらかというと満足している:23.3%)と回答した。
採用ブランディング実践企業と非実践企業を比較すると、44.4ポイントの差があることが分かる。
「入社した社員が活躍している」採用ブランディング実践企業78.9%/非実践企業42.6%
入社した社員の活躍に対してどのように感じているか質問したところ、採用ブランディングを実践していると回答した288名のうち78.9%が「活躍していると思う」(活躍していると思う:23.3%、どちらかというと活躍していると思う:55.6%)と回答した。
一方、採用ブランディングを実践していないと回答した352名においては、42.6%が「活躍していると思う」(活躍していると思う:6.2%、どちらかというと活躍していると思う:36.4%)と回答した。
採用ブランディング実践企業と非実践企業を比較すると、36.3ポイントの差があった。
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