学情は、企業の採用担当者を対象として「新卒採用におけるジョブ型採用」をテーマに、インターネットアンケートを実施した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査対象:全国の企業採用担当者
- 調査方法:Web上でのアンケート
- 調査期間:2022年1月5日~31日
- 有効回答数:1949社
4社に1社がジョブ型採用を導入
ジョブ型採用の導入について、「2023年卒採用より前から導入している」と回答した企業は24.1%であった。「2023年卒採用から導入、導入予定」(2.5%)と合わせると、4社に1社がジョブ型採用を導入していることが分かる。
半数超が、ジョブ型採用導入で「適性に合う母集団が集まりやすくなった」と回答
ジョブ型採用のメリットについて、「募集職種の適性に合う母集団が集まりやすく、採用活動がしやすくなった」と回答した企業が52.9%に上った。ジョブ型採用を導入した企業の半数以上が、「適性のある人材の母集団形成」で手応えを感じていることが分かる。
また、「(入社前後でのギャップが縮小したことなどにより)離職率が下がった」「入社後すぐに活躍できる人材の採用につながった」も3割超の回答を集めた。
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