アルーは、課長などの管理職社員を対象とした研修プログラム「マネジメント・ジャーニー」をリリースした。
従来、企業の人材育成の現場では、熟達化のアプローチが重視されてきた。しかし、個人や組織を取り巻く環境が激しく変化する現代において、積み重ねてきた知識やスキルへの固執が却って弊害となるケースが発生。そこで同社は、熟達した社員が、過去の成功体験から脱却し、自身の価値観や信念の一部を変更、もしくは手放し、変化に適応する力を向上させる「アンラーニング(学習棄却)」を主眼に置いた同プログラムを開発したという。
プログラムの概要は以下のとおり。
- 管理職向けのアンラーニング(学習棄却)プログラム
- 50分×全12回(毎週1回、3ヵ月間)、1クラス8~12名、1グループ4人で実施
- ワークシート記入と対話セッションにおける対話を繰り返すプログラム設計
なお、今後は以下のような対象層へのプログラム展開を予定しているという。
- 海外駐在員向けの学習棄却プログラム
- 新卒・中途入社員向けの学習棄却プログラム
- 等級昇格者向けの学習棄却プログラム
- グループ会社への転籍・部署異動社員向けの学習棄却プログラム
- 育休明け社員向けの学習棄却プログラム など
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