i-plugは、2023年卒業予定学生の就職活動状況に関する調査を実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査期間:2022年6月16日〜6月24日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:OfferBoxに登録している2023年卒業予定の学生
- 有効回答数:2275件
あなたの現在の就職活動状況について教えてください
現在の就職活動の状況に関して、回答学生の6割以上が「活動中」と回答した。同年3月に23卒学生を対象に実施した調査の回答と比較すると、約32ポイント減少し、「活動終了」と回答した学生は、約30ポイント増加した。採用選考活動開始日として政府が提唱する6月を迎えたことで内定を得るなどして、就職活動を終える学生が増えているようだという。
就職活動をしていて、どのような課題を感じますか
「自分に合った業界や職種がわからない」が最多の51.2%、次いで「企業選びの軸が定まらない」が41.5%となった。就職活動の進め方よりも、企業や業界の選び方に課題を感じる学生が多いことが推察できると同社は述べている。
内定保有しているなか、就職活動を継続する(していた)理由でもっとも近いものを回答してください
就職活動を継続する理由について聞いたところ、「時間をかけて比較検討したいから」が44.5%となった。続いて「本命の選考が続いているから」が27.4%だった。
企業からどんな情報提供があると内定承諾/辞退の判断がしやすいと感じますか
最多となった回答は「入社後の詳しい業務内容(62.3%)」、次点は「給与面や評価制度などの詳しい説明(58.1%)」だった。この結果から、入社後の待遇や具体的な業務の説明を求める学生が多いことが分かったという。
よく情報収集に使用するSNSについて教えてください
最もよく使用するSNSは「文章投稿型SNS(Twitterなど)」が63.6%となった。次いで、「写真投稿型SNS(Instagramなど)」が47.7%、「メッセージアプリ」が40.0%だった。
【関連記事】
・23卒学生の95.5%が内々定を獲得、約3割が「内々定先での配属先は確約されている」と回答―ビズリーチ調べ
・23年卒採用の内定出しは4月下旬が今年も最多、7月上旬時点で採用選考終了企業は25.6%―ディスコ調べ
・23年卒学生の就職活動にかかった費用は前年比8693円増、最終面接が対面だった割合は5割超―マイナビ調べ