アイモバイルは、中長期における人材競争力の向上を目的に、2022年度において、社員の平均年収を対前年比で約11.2%引き上げた。
同社は、ビジョンである「“ひとの未来”に貢献する事業を創造し続ける」を実現するため、人的資本への戦略投資を推進しており、その一環として、平均年収の引き上げを決定した。これにより、経営戦略の実行に必要な人材の獲得、意識の向上による個々のスキルアップ促進を期待するという。
また、この他にも、社員が最大限のパフォーマンスを発揮でき、事業を通じて社会課題の解決を行うために、働きやすい職場環境の整備や、社員のモチベーション維持の為の取り組みを実施している。
取り組みの一例は以下のとおり。
- フレックスタイム制およびリモートワークの積極活用:業務生産性の向上のほか、家事や育児との両立などのワークライフバランスに配慮することで、社員のエンゲージメント向上に寄与
- キャリア形成の支援:「資格取得支援制度」や「外部セミナー受講支援」など、社員一人ひとりのスキルアップと主体的なキャリア形成を支援する取り組みを実施
同社は今後も、これらの施策を継続しながら、経営戦略の実行を担う人材の獲得・育成を強化し、組織の活性化を目指すとしている。
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