プラスアルファ・コンサルティングは、ニトリホールディングス(以下、ニトリ)が、タレントマネジメントシステム「Talent Palette(以下、タレントパレット)」を導入したと発表した。
ニトリでは、中長期の経営戦略である「30年ビジョン」の実現に向け、サステナビリティ経営を進めるためにIT・人材育成も含めた組織戦略など、ビジネス基盤の改革を進めている。その中でも、人事では経営戦略の実現のため、同社が重視している“自社のコアコンピタンスを理解している社内人材”を軸に、今後必要になる人材を定義し、必要に応じて社員のリスキリングも含め中長期的な視点での人材育成に取り組んでいる。
このような背景の中、同社はタレントパレットを導入した。UIが分かりやすく、人事として必要と感じる分析機能が充実していることがその理由。特に、マーケティングの思想を基盤としたデータの掛け合わせや数字を根拠に、意思決定を支援できる点を評価したという。
タレントパレット導入による最終的な目標は、社員自身が解決したい社会課題ややりたい仕事に向かって挑戦し続けられる環境を整えることだという同社。同システムの活用により、eラーニングの結果や自己申告書に記載されている本人の希望など様々な情報を可視化することで、社員が自分の希望するキャリアを描けるようになることを期待し、社員に寄り添いながら経営戦略を実現していくとしている。
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