大和ハウスグループの大和リースは、女性活躍推進に向けた施策の一環として、女性特有の健康課題を解決・サポートするために「フェムテック」の導入を発表した。第1弾としてLIFEMが提供する法人向けフェムテックサービス「ルナルナ オフィス」の「月経プログラム」をスタートする。
働く女性や妊娠期・子育て期の女性をサポートする必要性が高まってくる中で、同社もフェムテックを導入して女性がより活躍できる労働環境を整備し、労働生産性の向上やキャリアの形成を支援していく。
今回導入するルナルナ オフィスの月経プログラムでは、性別を問わず全従業員を対象に医師監修のセミナーを実施。女性のライフスタイルの変化や体の仕組み、月経随伴症状などについて、会社全体のリテラシーを高めるという。
また、20代~30代の女性従業員のうち、希望者に対して、オンラインでの婦人科診療および月経前症候群(PMS)や月経困難症の改善策の1つである低用量ピルの処方・配送を行い、健康状態とQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を図る。
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