アトラエは、組織力向上プラットフォーム「Wevox(ウィボックス)」の機能を拡充し、新プランを発表した。
新機能は次の2つ。
1. サーベイ機能
これまでは、エンゲージメントの測定ができる「エンゲージメントサーベイ」と、質問項目を自由にカスタマイズできる「カスタムサーベイ」のみが配信可能であった。今回、組織のカルチャーが測定できる「組織カルチャーサーベイ」と個人の特性が診断できる「個人特性サーベイ」が追加される。
- 組織カルチャーサーベイ
- いまの組織が持つカルチャーの特徴を8つの項目から見える化し、育みやすい項目と欠損しやすい項目を表示するサーベイ。個々人のエンゲージメントスコアと組織全体のカルチャーの特徴を掛け合わせて分析することで、理想の組織・チームへの変革をサポートする。
- 個人特性サーベイ
- ユング心理学の8因子をもとに、個人の特性を可視化できるサーベイ。チームメンバーがお互いにコミュニケーションの習性や意思決定の軸を理解し合うことで、相互理解の促進につながり、組織力の向上をサポートする。
2. AIサポート機能
時間がかかるエンゲージメントスコアの読み解きや分析をAIが自動解析し、効率的にチーム状況を把握できる機能。従来の影響度分析(組織ごとにエンゲージメントスコアの向上に影響度の高いものが分かる機能)など、多角的な分析を掛け合わせ、各組織・各チームに必要なエンゲージメント向上活動をサポートする。
あわせて、これらの機能を使える「Standardプラン」が新設された。
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