バヅクリは、エンゲージメントサーベイツールに関するアンケート調査を行った。
調査の概要は次のとおり。
- 調査対象者:会社員
- 調査時期:2022年11月21日~11月23日
- サンプル数:2200名
エンゲージメントサーベイに回答した人の約7割が不満を感じたことがある
会社員2200名に対し、「今までに働いた会社や組織で、働きやすさや組織への満足度等に関する社内アンケートに回答したことがあるか」という質問を行ったところ、「定期的に回答したことがある」が30.7%、「過去に数回だけ回答したことがある」が23.4%と回答した。5割以上がエンゲージメントサーベイツールへの回答を経験していることが分かる。
また、回答経験があると答えた人に対し、「その社内アンケートに対して不満を感じたことがあるか」と質問したところ、69.2%が不満を感じたことがあると回答した。
不満の理由「回答した結果が何に活かされているかわからない」が最多
エンゲージメントサーベイツールを定期的に利用・回答した経験があり、かつ不満を感じたことがある会社員330名を対象に、「働きやすさや組織への満足度等に関する社内アンケートに対して、どのような不満を感じたことがありますか?(複数回答可)」という質問を行ったところ、「回答した結果が何に活かされているかわからない」が60.6%で最多となった。次いで「回答するのに時間がかかる」が49.4%、「回答した課題や不満に対する解決策が実施されない」が44.8%と続いた。
設問数が多く回答に時間がかかるにもかかわらず、それがどう活かされているか分からないという点が不満につながっていると考えられる。
【関連記事】
・職場の信頼を測定し組織変革の対話を促すサーベイ「Seen」β版の提供を開始―Colere
・ChatGPTを活用した新機能「ミキワメAI」を5月リリース、サーベイ結果の解釈をサポート―リーディングマーク
・インテージと共同開発したエンゲージメントサーベイ「A&Iエンゲージメント標準調査」を販売開始―アジャイルHR