IBM Watson(以下、Watson)は、IBMが開発した質問応答/意思決定支援システム。IBMはWatsonを自然言語を理解して学習したうえで、人間の意志決定を支援する「コグニティブ・コンピューティング・システム(Cognitive Computing System)」としている。順調にユーザーを増やしている模様で、日本経済新聞が伝えるところによると、Watsonを使用したサービスやソフトウェアの売上高は1年で1兆円に上っているという。
「IBM Watson Application Development」資格認定試験では、人工知能の概念や特徴、機械学習技術といった基礎知識から、開発および具体的な利用ケースの知識、さらにWatsonの主要なアプリケーション・インターフェース(API)の機能や利用方法をはじめ、複数のAPIを組み合わせて構成する方法など、Watsonを用いたシステム構築のための実践的な知識の習得を認定する。
なお、当資格の認定試験に合格すると、「IBM Certified Application Developer-Watson」の資格と、デジタルに資格情報を証明できるIBM Watsonデベロッパー認定の「バッジ」を取得可能。
試験概要は次のとおり。
試験名 | IBM Watson V3 Application Development(試験番号:C7020-230) |
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質問数/解答時間/正答率 | 64問/105分/70% |
出題項目 |
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受験料 | 2万1600円(税込み) |
試験の申し込みは、テスト配信会社ピアソンVUEのWebサイトから行える。