freeeは、「freee人事労務|健康管理」を10月31日より提供開始する。これにより、健康診断やストレスチェックの回答進捗管理、2025年1月から義務化される労働基準監督署への電子申請などを一気通貫で行えるようになる。
同サービスの機能は次のとおり。
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- 対象者の自動抽出
- 「freee人事労務」から従業員情報を取り込むことで、所定労働時間などの情報を元にフィルタリングを行い、管理対象選定をアシストする。
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- 対象となる従業員リスト作成とメール送信
- 従業員リストを自由に編集し、初回の案内メール、未受診者への督促メールなどを送信できる。
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- 健康診断受診・ストレスチェック実施の進捗管理
- ダッシュボード機能により、「健康診断の未予約」「メール送信済み」「結果待ち」「受診済み」などの進捗を可視化できる。また、57項目と80項目に対応したストレスチェックの実施と回答の進捗管理や、結果に基づく集団分析が可能。ストレスチェックはスマートフォンで回答可能。設問の英語表記にも対応している。
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- 報告書の作成と電子申請
- 従業員ごとの有所見項目を入力しておくことで、労働基準監督署への報告書を自動集計できる。また、年度報告書はe-GovのAPIを活用して労働基準監督署へ電子申請が可能。
今後は、健康診断受診日をスマートフォンから回答できる機能や過重労働や休職状況を可視化する安全衛生レポート機能、従業員ごとに健康診断の結果をPDFで保存する機能の提供を予定しているという。
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