アドバンテッジリスクマネジメントは、「アドバンテッジ タフネス」「アドバンテッジ ウェルビーイング DXP」をダイハツ工業に提供すると発表した。ダイハツ工業の従業員約1万3000人を対象に、ストレスチェックを7月ごろ実施する。
アドバンテッジ タフネスは、ストレスチェックやエンゲージメントサーベイを起点に組織改善まで行えるサービス。今回は、厚生労働省が提示する「職業性ストレス簡易調査票(80問版)」を使用する「ベーシックチェック」プランが採用された。
また、アドバンテッジ ウェルビーイング DXPは、ストレスチェックの調査結果や健康診断結果、勤怠、休業などの人事労務情報を集約し、専門的知見に基づいて分析するデータマネジメントプラットフォーム。ダイハツ工業では、まずは健康経営に関わる担当者が利用する予定だという。
ダイハツ工業は、「Light you up」のスローガンの下、経営トップと労働組合とが共通認識を持って健康経営への取り組みを推進しており、2023年には「健康経営優良法人(ホワイト500)2023」に選定されている。
同プロダクトでは、各種サーベイ結果を総合的に把握できるだけでなく、課題提示や効果検証も行える。ダイハツ工業は、全社の偏差値や平均値を容易に比較でき、課題を見つけやすいレポート形態やサポート体制がニーズに合致すると判断し、セキュリティ面も問題なかったことから、導入を決めたという。
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