freeeは、同社が提供する「freee人事労務」とワークスモバイルジャパンが提供する「LINE WORKS」を連携するアプリケーション「チャットで勤怠(freee人事労務)」の提供を開始した。
freee人事労務とノンデスクワーカーの利用者数も多いLINE WORKSを連携することで、チャット画面で勤怠打刻や打刻漏れ時の通知・打刻不備の修正ができるようになる。これにより、労務担当者と従業員間のコミュニケーションコストを削減し、労務担当者の業務効率化につなげられると同社は述べている。
また、LINE WORKSユーザー企業によるテスト検証を1ヵ月間行ったところ、テスト企業における打刻漏れが9割減少したという。
チャットで勤怠(freee人事労務)の機能の概要は次のとおり。
打刻機能
- 出退勤打刻:リッチメニューをタップするだけで出退勤打刻が可能
通知機能
- 勤怠漏れ通知:所定労働日に打刻漏れがある場合に通知
- 勤怠入力誤り通知:所定労働時間、休憩時間に誤りがある場合に通知
- 36協定違反通知:月の残業時間見込みが45時間、100時間を超えそうな場合に通知
- 残業時間超過通知:月の残業時間見込みが指定した残業時間を超えそうな場合に通知
なお、同社では今後も、有給休暇申請などの機能を提供していく予定だという。
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