人事のためのWebマガジン「HRzine」では、オンラインイベント「HRzine Day 2024 Winter」を2024年2月1日に開催する。テーマは「会社を強くする人材開発 —デジタルが近道を拓く—」。人材育成や育成におけるデータ活用について、有識者が講演する。
現在発表されているセッションと登壇者は次のとおり。
「スキル管理」「人員配置」で叶える 戦略的人材開発プロセス(12:50~13:20)
人材開発の必要性は理解しているものの、実際どう取り組めばいいのか分からない。 自社においてはどのような人材開発プロセスが必要なのだろうか。戦略的に人材開発をするためには、適切な「スキル管理」「人員配置」を行うことが大切です。社員にどのようなスキルがあるのかを把握することで、「社員一人ひとりが力を発揮する人員配置」や「効率的な人材開発」を実現できます。
本セミナーでは、そんな「スキル管理」「人員配置」について重要論点を解説するとともに、SmartHRの機能をデモを用いて具体的な解決策をご紹介いたします。
登壇者
野沢 俊基氏
株式会社SmartHR プロダクトマーケティングマネージャー
大学卒業後、ソフトウェア企業にて管理会計システムの導入コンサルタントとしてシステム設計・導入による大手企業の業務改善に従事。2020年にSmartHRへ入社し、大手企業のカスタマーサクセスを経験。その後プロダクトマーケーティングマネージャーとしてクラウド人事労務ソフト「SmartHR」の「スキル管理」「人事評価」の企画・開発を担当。
DXスキルの可視化と学習者の体験設計が導く効果的なリスキリング(13:30~14:00)
日々テクノロジーが進化する現代において学び続けるマインドと、学んだ知識の業務への活かし方が『リスキリング』を推進していく上では重要になります。
本講演では、学習者一人ひとりのDXスキルを可視化し、「なぜ学ぶのか?」「どのように学ぶのか?」という学習者の体験も考慮することで学び続けるためのマインド形成、必要なスキルに合わせたカリキュラム選定ができる育成設計手法について解説をいたします。
登壇者
森 康真氏
株式会社ギブリー 執行役員 研修事業統括
北海道大学工学部情報工学科 卒業、同大学院情報科学研究科修士課程 修了。 SAPジャパン株式会社にて人事コンサルタント、株式会社野村総合研究所にて、アプリケーションエンジニアを経験。 株式会社ワークスアプリケーションズでは採用担当として数々のプロジェクトに関わり、 特にエンジニア採用リーダーとして先進的な採用手法を確立する。 19年3月より株式会社ギブリーに参画。これまでのエンジニア/人事/コンサル経験を生かし、研修統括として従事。2023年執行役員に就任。
タレントマネジメントで実現! 今、必要な人材育成の具体的な手法(15:00~15:30)
雇用の流動化は高まる今日、労働市場における人材確保の競争はより激しくなると予想されます。また、経営環境が常に変化する昨今、事業成長のために従業員に求められるスキルも変わってきています。そこで現在、経営戦略に基づいた従業員の育成を行っていく人材マネジメント手法「タレントマネジメント」に注目が集まっています。
本講演では、ますます重要性を高める人材育成や最適配置の具体的な手法を、累計2,500社*の導入支援実績をもとにご紹介いたします。
登壇者
田中 泰介氏
株式会社HRBrain ビジネス統括本部 フィールドセールス
新卒で人材会社に入社し、求人広告、ダイレクトリクルーティングを用いた新卒・中途採用支援に従事。その後、株式会社HRBrainに入社し、社内ギネス記録を塗り替えながら、現在も中小〜大手企業に向け、タレントマネジメントシステム、組織診断サーベイシステムの提案や導入支援を通じ、100社以上の人事課題を解決に導く。
人事領域におけるAI・データ利活用~ピープルアナリティクスの先端事例とベストプラクティス~(16:20~17:00)
デジタル技術の進化やESG経営の要請等を背景に、多くの経営者が人的資本経営やDX推進、データドリブン経営を重要アジェンダと捉え、その中で人事領域におけるAI・データ利活用は中心的な課題として挙げています。一方で、実際に取り組む日本企業の多くが様々な問題に直面し、実績が積み上がらず、ときには頓挫してしまう事態に陥っています。
本講演では、本領域の専門家の視点から、「なぜ“人事領域におけるAI・データ利活用”が難しいのか」「成功企業におけるベストプラクティス」「人材育成に向けたAI・データ利活用」等についてご紹介いたします。
登壇者
松井 和人氏
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 シニアマネジャー
10年以上にわたり、一貫して「組織・人事」関連のコンサルティング業務に従事している。近年は、ピープル・アナリティクス領域に注力し、最適配置に向けた分析や組織内ネットワーク分析、エンゲージメント分析、退職分析等の実績を有する。特に直近は、AIを活用した異動配置検討をサポートする“Talent Matching”サービスの開発に尽力している。
データで効果を可視化する!管理職の成長支援策「コーチング」(17:10~17:40)
組織変革などの大きな動きを支えるのは管理職(ミドルマネジメント)層です。しかし、多くの企業で管理職層の負荷が高まる一方で「内省や精神面のサポート」が不足していると言われています。管理職の多種多様な課題には外部のコーチングやメンタリングなどの個別最適化された支援策が注目されていますが、効果測定が難しく、企業として導入を決断しづらいというジレンマはないでしょうか。
世界1000社の顧客を持つCoachHubでは「すべての働く人にコーチを」をミッションに、効果測定可能でスケーラブルなデジタルコーチングプラットフォームを提供します。本セッションでは、CoachHub導入事例や、コーチングの効果測定、可視化の仕組みなどをご紹介します。
登壇者
大塚 涼右氏
CoachHub株式会社 代表取締役 兼 営業担当バイスプレジデント
ニューヨーク州立大学プラッツバーグ校卒。北米パソナ、パソナ上海にて、現地日系企業の人事・組織課題への支援に尽力。2018年SAPジャパン入社、人事人材ソリューション事業本部にて、金融・商社・小売など大手日本企業の人事DX支援。22年4月CoachHub入社、日本支社代表取締役、営業担当バイスプレジデントとして日本事業立上げをけん引。米国の人事資格、Professional in Human Resources (PHR) 保有。
さらに残りの2つのセッションも順次公開予定。最新情報はメルマガやHRzine上でお知らせする。
開催概要
タイトル | HRzine Day 2024 Winter |
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日時 | 2024年2月1日(木)12:00~17:40 |
場所 | オンライン |
参加費 | 無料 (事前登録制) |
主催 | 株式会社翔泳社 HRzine編集部 |
詳細・参加申し込み | HRzine Day 2024 Winterのサイトより |